住民の主体的なグループ活動を支える保健師の援助のあり方 

住民の主体的なグループ活動を支える保健師の援助のあり方 

保健師は、人々の日常的な健康を応援するための職業です。企業や学校に籍をおき、同じくそこに籍をおいている人たちの健康診断や健康相談、怪我などの応急措置を担当したりする保健師のほか、国や市など地域を担当し、チームとなってそこに住まう人々の健康増進、福祉サービスの充実などを提供していく保健師がいます。

 

特に後者は、後期高齢化社会の進行や引きこもり児童の増加、東日本大震災後に生活及び健康の不具合を訴える人々が多くなったことなどに対する活躍が期待されているようです。それらの問題については、それぞれの地域で大抵、主体的なグループ活動が行われていて、それを援助するのも保健師の大事な役割の一つだといえるでしょう。

 

たとえば、老人の孤独死を防ぐための市民グループがあったなら、そのグループに積極的に関与して、相談を受けたり、役所との交渉の仲介役を果たしたり、講演や交流の場を作ったり、そういった住民の主体的なグループ活動を支える保健師の援助のあり方は、今、保健師の活動項目の中で最も重要視されています。

 

主体的なグループ活動を邪魔せずしかししっかりとフォローすることで、住民と一体となって地域の健康を支えていく姿勢が、これからの保健師には求められているのです。